Introduction(概要)
インドでのトレッキングは現在でも1860年代にイギリス人探検家たちがこの一帯を探検した時代そのままを彷彿とさせるような雰囲気が漂っている場所を進みます。バックパックでの旅行も可能ですが、標高の高さと原始的なロッジ環境のために、ネパールのトレッキングと比べると随分と快適さが異なります。チベットロバと一緒にキャラバン隊のような面持ちでコックやガイドとともに食料そのた必需品を積んでのトレッキングとなります。
トレッキングとはつまり歩くことです。山登りや崖登りは殆どありません。おおむね緩やかなトレイルを進み、たまに雪に出くわす程度です。楽しむためのトレッキングですから、せいぜい1日に歩く時間は4-6時間程度です。なのでアスリートでなくとも参加可能です。
ヒマラヤはどこにあるか尋ねると、ふつうは「ネパール」という回答が得られることでしょう。はじめてのヒマラヤトレッキングとしては、主要ルートには必ず茶店が整備されていますからネパール方面をめざすほうが簡単かもしれません。ネパールも勿論お勧めですが、私たちとしてはそれよりもラダックの広大で魅惑的な高原地帯やUttaranchal
の緑あふれるヴァレー、断崖絶壁の峡谷で有名なZanskarなど、野性味あふれて広大なインドでのトレッキングもお勧めです。何よりも地元住民たちの笑顔や伝統的な田舎の暮らしに触れられることが病みつきになる理由かもしれません。
トレイルのほとんどが交易ルートや巡礼ルートとして何世紀も昔から利用されているもので、特にLadakh
やZanskarは何世紀もそういった人々が行き交ってきた峠道です。ネパールのルートと比べたら住民は少なく、すなわち商店なども少ないわけで、ここでは「コカコーラ」に出会うことはありません!自然たっぷりの草原地帯からきらめく湖、雪渓の残る峠やアルペンの森などが点在し、深い森林からトレッキングをスタートしてヒマラヤを越したら広大で荒涼とした砂漠地帯を望むことも可能なのです。
殆どのトレッカーたちの始めてのヒマラヤトレッキングというと、ネパールのエヴェレスト周辺かAnnapurna
のあたりでしょう。インドのヒマラヤトレッキングはそれと比べたら全く異なる経験になります。シーズンには25000人ものトレッカーがやってきてにぎわうネパールとは異なり、こちらインドのZanskarではほんの1000人程度がやってきます。つまりそのくらいの穴場であり秘境なのです。
Practical aspects(基本的な事項)
トレッキングスタート地点へ向かうこと事態がアドベンチャーになります。途中の道路が川で流されていたり、ジープが故障したり(なのでレーまではフライトで向かうのです)しますが、最終的には目的地にたどり着き、ポニーのキャラバン隊と一緒にトレッキングを解しします。ここでのトレッキングにはテント、ストーブ、食料などすべての用具を持参する必要があります。トレッカー自身は毎日自分のバックパックにギアを詰め込み、朝食を食べて出発するだけですが。途中、岩のごろつく高原地帯を進んだり、凍えるような寒さの早朝出発で雪の峠を越えたりしますが、最後には必ず素晴らしい眺めと経験豊富なスタッフが待つキャンプサイトへ到着し、ホットドリンクやスナックのあと、美味しい夕食が待っています。長くてまったりとした夜を、ガスランプと美味しい食事、そしてスタッフとの語らいとラムで楽しみます。
トレッキングというと過酷なイメージがありますが、もちろん最低限の体力づくりは事前に必要ですが、少しづつトレッキング日数を重ねていくうちに、身体が慣れていきます。
問題は体調管理です。ここはアジアなので、どれだけ気をつけていても、誰しもが必ず一度は吐き気や腹痛、下痢などを経験することでしょう。でも、素晴らしい経験と大自然のもと、旅が終わってしまえばそれも楽しい思い出のひとつとなることは間違いありません。それを楽しめないようなタイプの人はきっと本当のアウトドア好きとはいえないでしょう!ヒマラヤトレッキングを楽しむためにはアウトドア熟練者である必要はありません。実際リュックサックとカメラを持って皆さんインドへトレッキングにやってきています。体力は必要ですが、限られた人しかできない事ではありません。重要なのはコンセプトを楽しむ心のゆとりを持つことです。旅人としての好奇心とユーモアセンス、そして基礎体力さえあれば、きっとトレッキングが終わる頃には、インドトレッキングのとりこになっていることでしょう。
Our philosophy(私たちのモットー)
私たちのトレッキングスタイルは海外やインド国内のどの他社とも異なります。まず、催行人数を9人までに制限しています。(多くの他社が最大催行人数を13-15人に設定しています)第1に、小さなグループで移動することによって、地方の田舎の村々やトレイルに過大な影響を与えないようにすること。第2に、インド流のトレッキング方式をとらないこと。つまり、間に業者を通さず、直接熟練した信頼のおけるスタッフを高い給料で雇い入れていることです。必ずそのルートを何度も経験したことがあるコック&ガイドを使い、荷物を運ぶポーターやポニーにも必要以上の重量を運ばせないようにしています。それによってスタッフ全員がいつも笑顔で誠実にお客様に対応できる環境を整えているのです。
Exposure(事実)
インドのヒマラヤトレイルは環境が整っておらず心もとない感じがしますが、死にそうなほど恐ろしいわけではありません。
Fitness and trekking experience(フィットネスとトレッキングの経験レベル)
しばしば「インドのトレッキングに必要な体力やトレッキングの経験量はどの程度ですか?」と質問されますが、いつも「あなたが健康で、活動的で、冒険好きでアウトドア生活の経験があればそれだけで大丈夫です」と回答しています。過去のトレッキング経験は不要です。最も重要なのは、いつも前向きに、ユーモアをもってトレッキングを楽しむことができる能力があるかどうかということです。
Seasons(シーズン)
4-5月:Uttaranchal地方のシーズンで、花は芽吹き、冬の残雪も楽しめます。
5月-6月中旬:
LadakhとZanskar地方のシーズンです。
5月下旬-6月&9月-10月:低地のPir Panjal
や Parvati valleysがシーズンになります。
Gear(ギア)
必要となる主なギアは以下の通り:
• 質のいいウィンド/レインジャケット
• 暖かいフリースジャケットまたはジャージ、あれば軽いダウンジャケット
• 履きなれたブーツ。軽いトレッキングブーツか革製の軽いトレッキングブーツ
• 3-5シーズンに対応している寝袋
• ウエストバンドのついた持ちやすいバックパック
• 何でもできる!という前向きな態度。-軍隊の合宿じゃなくて休暇でトレッキングを楽しみに来ているのですから!
その他の準備道具に関しては、申し込み時にコースに合わせて具体的に案内します。
Acclimatization(高山地帯への順応)
標高が高くなればなるほど空気が薄くなります。トレッキングでは4000M以上の標高で場合によっては何週間も滞在することになるので、高山への身体の順応が必要です。あらかじめ旅程の最初のほうで高山への順応日を作っています。(レーでは3泊4日など)
A typical day(トレッキングの1日のスケジュール)
インドのトレッキングの楽しみの1つが都会の喧騒から離れて、ひたすら毎日トレイルを進み、大自然の中でただシンプルな時を過ごすということです。
まずは起床後、自身のテントかダイニングテントでスタッフが入れた新鮮なコーヒーや紅茶を飲みながら、朝焼けの景色を楽しみます。洗顔のためのお湯も用意します。ダッフルをまとめて朝食へ向かいます。卵は好きな調理方法で、また焼きたてのパンと美味しいジャム、そしてお粥やムーズリとあれば新鮮な果物、そしてコーヒーかチャイの朝食後、8時か9時までにはキャンプを出発します。
水筒、カメラ、日焼け止めクリーム、帽子、レインジャケット/防寒ジャケットを詰めた個人のバックパックをしょって1日歩きます。その他のギアは馬かポニーが他のキャンプ道具や食糧とともに運びます。
太陽が高くなったらランチです。ピタパンにドライトマトとオリーブオイル、豆、サラダ、チーズ、ピーナッツバターやジャムを載せて食べます。ビスケットや果物もあります。
午後は通常短めのトレッキングで、午後のお茶の時間ごろに目的地に到着です。午後はリラックス時間。読書や洗濯、キャンプサイト周辺の散策などに当てます。日によってはランチ前に目的地に到着するので、午後いっぱいがフリーになります。場合によっては村の近くにある伝統的な暮らしを守っている民家や集落へ訪問したり、近くのゴンパを訪問したりします。
夕方はラムや地酒ハッピーアワーで始まり、夕食にはスープで始まるシェフの美味しい野菜たっぷりのご馳走とフルーツサラダや焼き立てのケーキやチョコレートなんかも出るかもしれません。可能な限りの新鮮な食糧を使って調理するので衛生面でも安心です。最後にはコーヒーや紅茶、ホットチョコレートで〆ます。
チベットスタイルのテントでは椅子もあり、中央アジア独特の絨毯を敷き詰めたテント内で交流を深めましょう。外には満天の星空が広がり、忘れられないものとなるでしょう!
夕食後は皆、トランプゲームをしたり、その日の冒険を振り返って語り合ったりして過ごします。
The team(チーム)
われわれスタッフとそのリーダーが、トレイル参加者グループの次に旅行内容を左右するといっても過言ではないでしょう。オペレーションは少人数で、しかも熟練スタッフによって行なわれるので、安心です。リーダーは通常、経験豊富で医療に関しても知識が深い西洋人スタッフで、皆英語を話し、各地の歴史や文化などにも精通しています。
間に業者を通さず、直接熟練した信頼のおけるスタッフを高い給料で雇い入れていますし、必ずそのルートを何度も経験したことがあるコック&ガイドを使い、荷物を運ぶポーターやポニーにも必要以上の重量を運ばせないようにしています。それによってスタッフ全員がいつも笑顔で誠実にお客様に対応できる環境を整えています。
Suggested reading(お勧めの本)
'Trekking in Ladakh', by Charlie Loram, Trailblazer.
'Ladakh - Crossroads of High Asia', by Janet Rizvi.
India visa(インド査証)
インド到着前に必ず自身でインド査証を取得しておいてください。詳細はインドビザ情報のページをご参照ください。