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個人旅行・手配
: モデルプラン
: 観光ツアー(専用車使用): 観光ツアー(列車利用):
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正門からタージマハルの足元へ向かって広がる緑のカーペットが敷き詰められたようなペルシャ風の庭園。インドにこのような形式の庭園を持ち込んだのは、草花や果物、鳥類や植物をはじめとして調和の美と優美さに心酔していた初代ムガル帝国皇帝のバブールでした。日本のように、自然を形式化するのではなく、「自然のままの美しさ」を強調することに長けている東洋風庭園とは異なり、ペルシア風庭園は「自然のまま」の状態に見えるようにではなく、幾何学的配置に基づいた、まさに「創造した自然」を愛でるように設計されています。 ペルシャ庭園でみられるように、タージマハルの庭園設計職人たちは、ある一定の形式に基づくことによって地上へ天国を映し出すことを試みました。イスラムで4という数字は全ての数字の中でもっとも聖なる数字なので、タージマハルの設計の殆どが、4または4の倍数で配置されおり、庭園は長方形に設計されています。また、噴水が点在し、杉並木(杉は死を象徴する)が並ぶ2本の白大理石で作られた水路は、ちょうど真ん中あたりで交わることにより、庭園を正確に4つの正方形に分割しています。 配水にあたっては、噴水部分で出水圧力が衰えないようにしたり、貯水タンクからの距離によって流出水量が減退したりすることの無いように、厳密かつ精巧に設計されました。それぞれの噴水用の水道管の下には銅の瓶が設置され、この瓶を通じて給水される仕組みになっているので、水はまずこの瓶を満たし、次に噴水へと向かいます。すると、噴水はメインの水道管の圧力ではなく、瓶内の圧力によって管理されるので、全ての噴水は水量が等しくなり、またタンクからの距離などによって水圧が減退することもなく、常に同じ水圧でもって噴水を稼動させられるという訳です。 水の主な供給にはしかしながら土管が使用されました。西側の水路にそのような水道管が用いられています。舗装された歩道の地下5フィートの位置に、直径9インチある土管が埋め込まれています。何世紀にも渡って故障することのない、水量と水圧の安定した水の供給を保証するという、まさにムガル帝国の高水準の職人技とも言えるこの土管―彼らは自分達の設計した配水設備が完璧であるがゆえに、補修工事などに対する準備を必要としなかったために、当時のものとしては異常な程地下深くにこの水道管は埋められたのです。 |